CONTENTS コンテンツ

中小企業診断士とは?経営戦略から実務支援まで担う経営の専門家

スタッフブログ

2025.09.01

経営の専門家・中小企業診断士ができることを事例とともに紹介。経営戦略から補助金活用まで、中小企業の相談相手を解説。

中小企業診断士とは?経営戦略から実務支援まで担う経営の専門家

こんにちは。co-ing経営支援事務所の中小企業診断士・行政書士の倉島悠輔です。

皆さんは「中小企業診断士」という士業をご存じでしょうか?
弁護士や税理士に比べると、まだ一般的な認知度は高くありません。しかし、実は中小企業診断士は**“経営の専門家”として国が認める唯一の国家資格**であり、経営者の良きパートナーとなれる存在です。

本記事では、
・中小企業診断士とはどのような資格なのか
・どのような業務を行っているのか
・どんなときに相談・依頼すべきなのか
をわかりやすくご紹介します。

中小企業診断士とは?

中小企業診断士は、「企業の経営課題を診断し、改善策を提案する専門家」です。
中小企業の経営環境は、少子高齢化・人材不足・原価高騰・競合激化など、年々厳しさを増しています。こうした状況の中で経営者が一人で判断を続けるのは大きな負担となります。

そこで、中小企業診断士が第三者の視点で企業の現状を分析し、成長戦略や改善計画を一緒に描くことで、経営者をサポートします。

国家資格としての信頼性も高く、**経営に関する“総合診療医”**のような役割を果たすのが特徴です。

中小企業診断士の主な業務

中小企業診断士が担う業務は幅広く、経営のあらゆる場面で関わることができます。代表的な支援内容は以下の通りです。

1.経営戦略の策定支援
 将来のビジョンを描き、売上・利益を伸ばすための戦略を立案します。

2.事業計画書の作成
 金融機関からの融資や補助金申請に必要な事業計画を、実現可能性を踏まえて作成します。

3.組織・人材戦略
 採用、教育、組織づくりなど「人」に関する課題を整理し、改善策を提案します。

4.新規事業・商品開発の支援
 既存の強みを活かしながら、新しい事業の可能性を探り、実行まで伴走します。

5.補助金・助成金の申請サポート
 国や自治体の補助金を活用し、投資や成長の後押しをします。

どんなときに依頼すべき?

「中小企業診断士に相談すべきタイミングっていつ?」と思われる方も多いかと思います。代表的なケースは以下です。

会社の将来像を描きたいとき
 例:3年後、5年後の売上や組織をどうしたらよいか整理したい。

経営改善のヒントが欲しいとき
 例:赤字続きで打開策を考えたい、コスト削減や売上拡大の道筋を探したい。

新規事業に挑戦したいとき
 例:新しいサービスを始めたいが、どう計画すれば良いか不安。

補助金を活用したいとき
 例:設備投資やIT導入を検討しており、申請書を専門家と一緒に作成したい。

後継者問題に直面しているとき
 例:二代目経営者にバトンタッチする際の戦略や体制を整えたい。

まとめ

中小企業診断士は、経営戦略の立案から実行支援まで、幅広い領域で企業をサポートできる専門家です。
「会社の未来をどう描くべきか分からない」「経営課題を一緒に整理してほしい」と感じたとき、ぜひ中小企業診断士にご相談ください。

co-ing経営支援事務所では、中小企業診断士・行政書士としての知見を活かし、経営戦略から実務のサポートまで一貫して伴走いたします。お気軽にお問い合わせください。

この記事をシェアする