「経営戦略策定支援」という言葉は聞いたことがあっても、実際に何をするのか、どんなものが手元に残るのか、イメージしにくい方が多いのではないでしょうか。
「大企業がやること」「コンサルタントに任せると、難しい言葉が並んだ資料が出てきて終わり」──そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。
このページでは、co-ing経営支援事務所の経営戦略策定支援で実際に作成した成果物のサンプルを公開します。支援の内容・流れ・成果物のイメージを、具体的に確認していただければと思います。
目次
まず、成果物サンプルをご覧ください
下記のリンクから、経営戦略計画書のサンプルをご覧いただけます。
※ クライアント情報はすべて「●●」に置き換えたサンプル版です。実際の支援では、貴社の事業内容・業種・フェーズに応じて内容もレイアウトも変わります。
この計画書に、何が入っているか
サンプルをご覧いただくとわかるとおり、経営戦略計画書は以下の7章で構成されています。
① ビジョン
事業を通じて実現したい未来を言語化します。「何となくこうなりたい」という感覚を、社内外に伝わる言葉に変えることが目的です。
② 現状分析(SWOT分析)
強み・弱み・機会・脅威を整理した上で、「強みで機会を活かす積極戦略」と「脅威を機会に反転させる方法」を導き出します。単なるSWOT表の作成ではなく、そこから戦略を引き出すことが重要です。
③ ギャップ分析
「今の姿(AS IS)」と「目指す姿(TO BE)」の乖離を明確にします。埋めるべきギャップを「新サービス開発」「マーケティング体制整備」「遊休資産活用」など具体的な重点領域として整理します。
④ 戦略方針
ギャップを埋めるための方向性を言語化します。何に集中し、何を手放すかの優先順位を明確にします。
⑤ 戦略マップ(バランススコアカード)
財務・顧客・業務プロセス・学習と成長という4つの視点から、戦略を体系化します。各施策が互いにどう連鎖しているかを「因果関係の流れ」として可視化します。
⑥ アクションプラン
短期(〜1年)・中期(1〜3年)・中長期(3年〜)のフェーズ別に、具体的な施策とその手順を整理します。「何をいつまでにやるか」が明確になります。
⑦ KPI(重要業績評価指標)
財務・顧客・業務・学習の4視点それぞれに、具体的な目標数値を設定します。「売上前年比105%以上」「新規顧客年間10件以上」「顧客リピート率60%以上」といった形で、進捗を定量的に確認できる状態を作ります。
この計画書は、徹底したヒアリングから生まれます
経営戦略計画書は、テンプレートに情報を流し込んで作るものではありません。
作成の起点は、徹底したヒアリングです。
- なぜこの事業を始めたのか
- 今、何に困っているのか
- 経営者として、何を大切にしているのか
- 10年後、どんな会社でいたいのか
- 強みだと思っているものは何か、それはなぜか
こうした問いを重ねながら、経営者ご自身の言葉で語られる「思い」「歴史」「強み」を丁寧に引き出していきます。
フレームワーク(SWOT分析・バランススコアカード・KPIなど)は、あくまで整理の「道具」です。道具を先に決めて情報を当てはめるのではなく、お話を伺いながら「この会社に合った形」を一緒に作っていきます。
だからこそ、サンプルと全く同じ構成・レイアウトの計画書が別の会社に使われることはありません。業種・規模・フェーズ・経営者の価値観によって、内容も、章の構成も、言葉のトーンも変わります。
計画書ができたところが、スタートです
経営戦略計画書を作って「お疲れ様でした」では、何も変わりません。
計画書はあくまで「実行のための地図」です。地図を持っていても、歩かなければ目的地には着きません。
co-ing経営支援事務所の経営戦略策定支援は、計画書の作成をゴールとしていません。計画書を作り上げたところが、実行のスタートです。
アクションプランに沿って動き始めたとき、「この施策は思ったより難しい」「市場の状況が変わってきた」「新しい機会が出てきた」ということは必ず起きます。そういった場面で、計画を修正し、判断を助け、経営者の隣で考え続けることが、伴走支援の本質だと考えています。
経営戦略は、一度作れば終わりではない
もう一つ、大切なことをお伝えします。
経営環境は変わります。競合の動きも、顧客のニーズも、自社の体制も変わっていきます。
だからこそ、経営戦略計画書は「作り直す」前提で持っておくべきものです。サンプルのKPIシートに「各KPIは四半期ごとにレビューし、目標値は事業フェーズに応じて見直す」と明記しているのも、この考え方からです。
半年・1年のサイクルで振り返り、計画を更新していくことが、戦略を「飾り物」ではなく「経営の道具」として機能させる唯一の方法です。
co-ing経営支援事務所では、単発の計画書作成だけでなく、継続的な伴走支援もお受けしています。「毎月・毎期の振り返りを一緒にやっていきたい」という経営者の方は、ぜひそのご要望もご相談ください。
こんな方にご相談ください
- 「経営の方向性を整理したいが、一人では限界を感じている」
- 「漠然とした将来への不安はあるが、何から手をつければいいかわからない」
- 「事業を承継したばかりで、自分なりの経営の軸を作りたい」
- 「融資・補助金の申請で事業計画書を作る必要が出てきた」
- 「スタッフに経営の方向性を伝えたいが、うまく言語化できていない」
- 「三鷹・多摩エリアで、地元の専門家に継続して相談したい」
どの段階からでもご相談をお受けします。「まだ考えがまとまっていない」という段階こそ、対話から始めるベストタイミングです。
まずは30分の無料相談からどうぞ。